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59.中年男性も運動で死亡リスク減が可能

英国医師会誌「British Medical Journal」オンライン版に2009年3月6日付けで掲載された、スウェーデンのウプサラ大学のLiisa Byberg博士らが、スウェーデン研究会議(Swedish Research Council)の援助を受けて行った研究によると、「中年期に身体活動度を高めた男性は、最終的には一貫して身体活動度の高い男性と同じレベルまで死亡リスクが低下する」と報告されています。

この研究の目的は、中年期以降の身体活動度の変化が死亡率に影響を及ぼす度合いを評価することと、その変化を禁煙の効果と比較することであり、50歳の男性2205例を組み入れ、これらの被験者を35年間にわたり追跡調査し、60歳、70歳、77歳、82歳の時点で再評価しました。 主要エンドポイントは、あらゆる原因による総死亡率です。 

その結果、「中年期に身体活動度を高めると、最長10年にわたる無効果の誘導期間を経た後に、寿命に延長が認められるようになる。中年期における身体活動度の上昇によって最終的には、一貫して身体活動度の高い男性に認められるのと同程度まで死亡率が低下した。この低下は禁煙による低下に匹敵するものである。中年以降の男性においても、身体活動を奨励する取り組みは重要である」と、同研究の著者らは結論付けています。

この研究から、50歳位の中年男性も諦めずに運動を開始すれば、10年程度は効果が現れなくても、その後は運動していることによって、若い頃からずっと運動して来た人達と同じ様に死亡リスクが下がることが判明したのです。 今からでも遅くはありません。 適度な運動を開始して、死亡リスクを下げましょう。 

運動を始める前に、カイロプラクティック医師(DC)による神経筋骨格系の検査を受け、また医師(MD)による心臓血管系や呼吸器系の検査などを受けて、万全を期すと更に安心でしょう。



58.X線検査のリスクとベネフィット

医学誌「Radiology(放射線医学)」オンライン版に2009年3月17日に掲載された、ロードアイランド州のブラウン大学のElizabeth Lazarus博士らの論文によると、「妊婦がさまざまな画像診断を受ける件数が増加しており、特にCTスキャンを受ける数が10年間で2倍以上になっている」と報告されています。

CTスキャンでは胎児が比較的高い線量の放射線に曝露するため、発達に悪影響が及ぶ可能性が懸念されていますが、「多くの人が放射線による胎児への影響に不安を感じていることは認識しているが、過剰に心配する必要はない」と主任研究者であるLazarus博士は述べています。

また、マイアミ大学ミラー医学部のJorge Guerra博士も、「他の画像診断同様、CTスキャンの件数が増加していることを認めるが、胎児へ放射線曝露はごくわずかなもの」と述べています。


以前には、英国の医学者の研究で、日本の癌患者の3%は医療による放射線検査が原因で、その大半は過剰なCTスキャン検査であると報告されていますが、今回の研究で判明したことは、過剰なCTスキャン検査を必要以上にしなければ心配する必要はないということでしょう。

カイロプラクティックでは、1910年にB.J.Palmer博士がX線撮影装置を導入し、西洋医学に先駆けて脊柱の診断に用いる為にX線写真をスパイノグラフと名付けて活用しました。以来、カイロプラクティックは、再現性と客観性のある科学的な信頼性を高めて発展してきました。

カイロプラクティックは脊椎を矯正するのですから、その対象となる脊柱をX線写真で調べ、科学的病理学的な診察と分析による正確な診断を下すことが、適切なケアを提供する上で重要です。

「何故カイロプラクティックではX線写真を撮るのか。(X線写真を)見るということは知るということであり、見ないということは推測するということである。我々は、患者の大切な健康に関して推測したくない」という言葉がカイロプラクティック専門職ではよく知られています。正確な診断と分析によって安全性や効果も高まり、患者さんの利益は大きくなるからです。

当クリニックの高周波X線装置は、標準X線装置より少ない曝露量での撮影が可能で、CTスキャン1回の曝露量と比べても300分の1という極僅かなものです。 これは、グランドキャニオンを散策した時の自然界からの曝露量や、空港でのゲート通過時の曝露や飛行機での高度飛行中の宇宙線曝露などと比べても同程度であり、成人でも子供でも健康上のリスクになることは殆どありません。

その僅かなX線曝露によるリスクは心配にあたらない程度のものです。 それよりも、X線写真を確認しないで行う不正確なケアの方が、患者さんにとっては、より心配すべきリスクが大きいのです。 X線検査は、カイロプラクティックに必要なもので、かつ、患者さんの利益につながるものです。従って、患者さんの安全性を優先する信念あるカイロプラクティック医師(DC)は、設備投資をしてX線撮影装置をクリニック内に備え、必要な場合に必要な部位のX線写真を撮影出来るように準備しています。



57.風邪の予防に睡眠が重要

医学誌「Archives of Internal Medicine」2009年1月号に掲載されたカーネギーメロン大学のSheldon Cohen博士らの研究によると、「夜間の睡眠が7時間未満である者は、8時間以上の睡眠をとる者に比べて、風邪原因ウイルスへの曝露後に風邪をひく傾向が3倍高い」と報告しています。

研究では、健康な男女153名を用い被験者それぞれの14日間の睡眠習慣を追跡し、前日の夜の睡眠の長さと質および休息できたと本人が感じられたかどうかを記録しました。 14日後に被験者を検疫隔離して、風邪原因ウイルス(ライノウイルス)を含む液を点鼻し、その後5日間にわたって風邪の徴候を監視しました。

その結果によると、「実験日までの夜間の平均睡眠時間が7時間未満であった者は夜間の睡眠時間が8時間以上だと答えた者に比べて、風邪を発症する傾向が3倍近く高かった。 また、ベッドに入っている時間のうち睡眠時間が92%であった者は、ベッドに入っている時間の98%が睡眠時間であった者に比べて、風邪をひく傾向が5.5倍高かった。 従って、実際に睡眠した時間の割合が特に重要であり、ベッドに入っていた時間の長さや、休息したという自覚は、風邪をひくこととは関係なかった」と研究者らは述べています。

今回の研究から、ただ体を休めるだけでなく、夜間の7時間以上の良質な睡眠が風邪の予防には重要であるということです。


56.受動喫煙が認知症の発症リスクを高める

英国医師会誌(British Medical Journal)オンライン版に2009年2月12日に掲載された、英ペニンシュラ医科大学のIain Lang博士らの研究によると、「受動喫煙にさらされている人は認知症の発症リスクの高い」ことが確認されました。

研究では、50歳以上の非喫煙者約4,800人のデータを収集し、被験者の唾液を検査し、コチニン(ニコチンから生成する物質)の濃度を調べました。また、記憶、数学、言語能力等の脳機能と認知力低下を評価する神経心理学的検査を実施しました。

検査スコアが下位10%であった被験者を「認知力の低下」と分類してデータを分析した結果、コチニン濃度の最も高い群は、最も低い群に比べて認知力低下リスクが44%も高いことが判明しました。 また、コチニン濃度の比較的低い群では認知力低下リスクは低かったものの、依然として有意なリスクが認められました。

これらの結果から、「認知機能と受動喫煙との間には関連がある。認知機能の低下は必ずしも認知症の前兆とは限らないが、そうであることが多い」、また「受動喫煙への曝露レベルが高い人ほどリスクも高いことも示唆されている」と主任研究者のLang博士は述べています。

過去の研究で、喫煙と認知症およびアルツハイマー病リスクとの関連が立証されており、喫煙者本人のリスクは実証されていましたが、今回の研究は、受動喫煙と認知症との関連を示した最大規模のものだということです。煙草は本人だけでなく、家族や周囲の人の健康をも害するものと、この研究でも確認されたということです。タバコは、喫煙者本人ばかりか、周囲の受動喫煙に晒された人達の健康被害にも関わっている事が更に明白になりました。禁煙は、本人だけでなく家族や友人など周囲の人の為にも有益ですから、現在、喫煙している方は、早急に禁煙されるべきでしょう。


55.糖尿病によるリスクとリスク軽減法

米国の糖尿病者数は2000万人(成人人口の約7%)と推定され、2型糖尿病は死因第位で、年間73,000人の死亡の直接原因であるとともに、220,000人以上の死亡にも関与しています。 成人では、2型糖尿病は腎不全および新規失明の主要原因であり、労働生産性低下の重要な原因のひとつで、重要な病気です。


米医師会誌「Journal of the American Medical Association」2008年12月17日号に報告された研究によれば、「糖尿病は、あらゆる種類の癌において死亡ハザード比の上昇に関連があった」と報告されています。 

つまり、新たに癌と診断された患者で、素手に糖尿病に罹患している患者は、糖尿病でない患者と比較して、全死亡リスクが高いという事です。

以前の研究で、糖尿病患者において一部の悪性腫瘍(乳癌、結腸直腸癌、子宮内膜癌、 肝癌、膵癌等)が高頻度で発症することが明らかになっています。 さらに、新たに癌と診断された患者における糖尿病の罹患率は高く、8%18%と推定されています。


医学誌「Neuropsychology」2009年1月号に発表された、カナダのアルバータ大学のRoger A. Dixon博士らの研究によると、「厳格にコントロールされている場合でも、軽度糖尿病により精神機能が低下する。この認知障害は大きなものではないものの、2型糖尿病の早期に出現するようである。幸いにも、軽度~中等度の糖尿病患者であれば、この障害が経時的に悪化することはない」と報告しています。

これらの研究で、糖尿病は脳の精神機能を低下させ、また糖尿病とその程度が進行することが、心身の健康上の重大なリスクであることが確認されました。


医学誌「American Family Physician」2009年11日号に、2型糖尿病の血糖管理に関する勧告が発表されました。研究者らは、「推奨される生活改善は、週150分以上の運動を取り入れること、低脂肪・低カロリー食を摂取すること、減量の最初の目標を減量前より7%減とすることなどであり、これらの生活改善により2型糖尿病の発症率が58%低下することが示されている」と述べています。


医学誌「BMC Endocrine Disorders」2009年1月に発表された研究において、ヘリオット・ワット大学(スコットランド)の科学者らは、「日ごとに短時間でも激しい運動をすることが、糖尿病のリスクを下げるのに役立つことを見出した」と述べています。

この研究では、被験者は30秒間ずつ合計15分間、エクササイズバイクを全速力でこぐ運動を週間にわたって行った。被験者は日頃あまり身体を動かさなかったか、または気晴らし程度に身体を動かしたが、体系的な運動プログラムに参加した被験者はいなかった。

Timmons博士は、「量は少なく、運動強度の高いトレーニングによって、わずか週間でインスリンの作用とグルコース・クリアランス、代謝が劇的に改善した」、また「週間に2.5時間、運動強度が中程度の活動をする定期的な運動は2型糖尿病と心臓疾患のリスクの低減に役立つ」と述べています。

これらの研究で、低脂肪・低カロリー食の摂取や7%減量、そして運動がそのリスクを下げることが判明しています。参考にしてリスク管理に役立てて下さい。


54.妊娠中のビタミンD欠乏症が帝王切開分娩の確率を上昇

医学誌「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」2008年12月23日付けオンライン速報版で報告された、ボストン大学医学部によって実施され、米国保健福祉省・母子保健局、および米国農務省の協同州研究教育普及局が支援して行われた研究では、「妊娠中のビタミンD欠乏症が初回帝王切開分娩の確率の上昇と関連する」と報告しています。

「母親の血清中25水酸化ビタミンD25OHD]レベルが37.5nmol/L未満の女性は、それが37.5nmol/L以上の女性と比較して、帝王切開分娩のリスクが4倍近く高かった」また、「最近の報告では、ビタミンD欠乏症が先進工業国で広く認められることが示唆されている。 筋力低下はビタミンD欠乏症の症状として確立されており、現在の米国における帝王切開による出生率は30.2%と高まるばかりである」と研究者らは述べています。

より安全でリスクの少ない自然分娩での出産のために、妊娠中はビタミンDの欠乏に注意が必要です成人1日あたりの目安量は5μgです。

ビタミンDを多く含有する食材は:いわし、うなぎ、鮭、サバ、サンマ、ブリ、マグロなどの魚類、しいたけ、しめじ、マイタケなどのキノコ類、そして鶏卵などです。バランスよく自然の食材から摂取して下さい。 サプリメント等での過剰摂取には注意しましょう。

また、日光浴もビタミンDの活性化には必要です。
 一日に10~15分程度、靴下を脱いで足や足の裏を日光に当てれば十分ですから、日焼けやシミなども気にならず、水虫の予防にもなりますので、是非お試し下さい。



53.果物や野菜が膵がんのリスクを軽減

医学誌「Cancer Epidemiology Biomarkers and Preventionに2005年9月に掲載された、カルフォルニア大学サンフランシスコ校のElizabeth A. Holly教授(疫学・生物統計学)らの研究によると、「果物や野菜を豊富に摂取していると膵がんのリスクが50%軽減する」と報告されています。

米国での膵がんによる死亡は年間約30万例にも達し、その診断は困難で、そのほとんどが治療不能であり、5年生存率は4%に満たないとされています。

研究では、「膵がんの予防効果が強く認められたのは、ニンジン、ヤマイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャなどの黄色野菜、タマネギ、ニンニク、マメ類、緑色野菜、アブラナ科野菜、柑橘類の果実と果汁」と述べています。

こういった野菜や果物をしっかりと充分に摂取することが、膵臓癌を予防することになる様ですから、自然の食材でバランスよく食べることに心掛けましょう。 予防に勝る医療はありません。


52.無能な上司は部下の心臓発作の原因

医学誌「Occupational and Environmental Medicine」2008年11月24日に掲載されたスウェーデンの研究によると、「自分の上司は不公平だ、気まぐれだ、思いやりがない、全体的に管理能力に欠けると考えている人は、心臓発作などの心臓病になるリスクが高い」 、また、「ひどい管理者のせいで一般社員がストレスを感じている場合、心臓病の長期リスクがさらに上昇する」と報告されています。

「存在感があり意欲的な管理者とは、体制をつくり、情報を提供し、社員を支えてくれる管理者であって、部署が悪い方向にいかないよう対策を講じる。それによって、ストレスによる部下の生理的変化を悪化させるのではなく、むしろその再生を促すのではないか」と研究者らは述べています。

この研究で、ひどい上司はその下で働く人の健康や寿命にまでも悪影響を及ぼす可能性があることが分かったと言えます。 もし、貴方が管理者の地位にいるならば、この機会に省みてみられては如何でしょう。 

そして、もし貴方が「ひどい上司」の下で働いているならば、上司を変えることは困難ですから、カイロプラクティックや鍼灸を利用して、また、瞑想法や呼吸法、運動などでストレスを上手に処理することをお勧めします。



51.オメガ3脂肪酸の有用性

医学誌「Circulation 」2002年11月18日に掲載された、アメリカ心臓病学会の発表によると、「必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸などは食品から取るのが望ましい」と指摘しています。

必須脂肪酸とは、人体には必要不可欠なもので、脳の正常な成長と発達に欠かせない物質であり、αリノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ3脂肪酸があり、また、様々な病気や疾患から体を守る働きもあります。

米国メリーランド大学メディカルセンターによると、オメガ3脂肪酸による利益には以下のようなものがあります:

1.悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす
2.心疾患を予防し、心臓発作リスクを軽減する
3.脳卒中リスクを軽減する
4.高血圧を改善する
5.糖尿病を改善する
6.関節炎の痛みを緩和する
7.減量を助ける
8.骨粗鬆症を予防する
9.統合失調症、うつ病、双極性障害などの精神疾患リスクを軽減する

オメガ3脂肪酸は、イワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ、サケなどの魚介類、海藻類、キャノーラ油、クルミ、亜麻の実、シソの実などに多く含まれています。 サプリメントに頼らず、食事で摂取するように心掛けましょう。


50.ダイエットの新情報

医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」2007年6月号に掲載された、米ペンシルバニア州立大学の研究によると「食事の量を減らすよりも、水分が多く脂肪の少ない「低カロリー密度食」(一定重量あたりのカロリー密度が低い食事)を摂る方がダイエットには有効である」ことが判明しています。

「カロリー密度の低い食事を摂れば、満足できる量を食べることができ、果物や野菜を多く食べることにより食事の摂取量を多くできるため、カロリー制限による空腹感やもの足りなさを感じることが少なくダイエットを継続しやすい」と、研究を率いたJulia A. Ello-Martin博士は述べています。

低カロリー密度食には、果物、野菜、スープ、赤身肉、低脂肪乳製品などがあります。

昨今の健康ブームと共に女性が関心を寄せるものにダイエットがあり、これまで、日本人に流行した代表的なダイエット及び食材には以下のものがありました:

1975年:紅茶キノコ、1985年:バナナ、1988年:ゆで卵、1992年:リンゴ、1999年:唐辛子、2000年:キノコ、おから、黒酢、2002年:低インシュリン食品、ビール酵母、2003年:アミノ酸、2004年:にがり、2005年:寒天、2006年:キャベツ、杜仲茶、2007年:納豆、ココア、2008年:朝バナナ。 その他2003年以降、コンニャク、豆腐、豆乳、バナナ酢など。


しかし、単品の食材のみを摂取するタイプのダイエットには、栄養のバランスを崩し健康を損なうリスクがあり、また飽きてしまい継続が困難でした。 それを解決するヒントとなるダイエット法が、低カロリー密度食です。栄養のバランスを考慮の上でお試し下さい



49.新しい運動ガイドライン

新しい米国連邦の運動ガイドラインが米国保健福祉省長官によって発表されました。 このガイドラインは米国人に対し、体重減少、慢性疾患予防、長生きのために身体を動かすことを推奨し、これまでの取り組みとは異なり、この勧告ではジム運動の重要性が低下し、人々がもっと楽しめる運動を支持する内容となっています。

健康な成人に対する推奨: 

最低でも10分の運動

週間に2時間30分の中強度の運動、又は時間15分の激しい運動

活動と強度を「うまく組み合わせる」こと

すべての主要筋群の筋力強化運動を週に2日以上実施



本ガイドラインでは以下の事項も推奨されています:

健康な妊婦: 妊娠中および産後期の週に2時間30分以上の中強度の運動 

身体障害のある成人: 週に2時間30分の可能な運動
 

65歳以上の成人: 週に時間30分の能力に応じた運動

転倒リスクが高い高齢者: バランスを保つのに役立つ運動

小児・青少年: 毎日1時間以上運動、週に3日以上はより強度の高い運動


ジムおよび運動クラスの重要性が低下し、多くの米国人にとって継続が容易な運動を支持する


中強度の運動の例: 社交ダンス、早足のウォーキング、時速10マイル未満の速度での自転車こぎ、水中エアロビクス、ガーデニング

激しい運動の例: ジョギング、ランニング、なわとび、上り坂または重いリュックを背負ってのハイキング、時速10マイル以上の速度で

の自転車こぎ



医師(MD)やカイロプラクティック医師(DC)に相談してから運動を始めるとよいでしょう。 適度な運動を継続して、健康の維持・増進に心掛けましょう。

48.自律神経失調症の9割は首が原因


2008年11月7日の日本自律神経学会において、東京脳神経センターの脳神経外科医、松井孝嘉理事長が発表された研究結果によると、「持続的なめまいや頭痛、体調不良などを訴える自律神経失調症患者に対し、首の筋肉の凝りや異常などを解消すると、9割以上の患者で症状が治まる」ということが報告されました。

この研究は、長期に症状を訴える自律神経失調症の患者は、重い頭を支える首の筋肉に痛み、硬さなどの異常が多いことに着目し、2006年~2008年5月の間に自律神経失調症で入院した265人に対し、首の筋肉の異常をなくす治療を実施した。治療は、痛みや異常が首のどこにあるかを調べ、それに基づいて低周波治療、温熱療法、鍼灸、ビタミンB群投与などを組み合わせた。その結果、92・5%が1~3ヶ月で治癒したという事です。

また、医学誌「Neurology」2007年1月9日号に掲載された、米国オハイオ州のトレド大学のGretchen Tietjen博士が行った研究によると、「慢性的な頭痛のある患者では、時々頭痛のある患者に比べ、大うつ病の症状を訴える確率が4倍高かったほか、低エネルギー、睡眠障害、吐き気、めまい、性交痛ないし性交困難のほか、腹部、腰、腕、脚、関節の痛みなど、頭痛に関連する症状を訴える確率が3倍高かった」と報告しています。

これらの研究から言える事は、自律神経失調症などで慢性的な頭痛があると、様々な体調不良に加えて「うつ病」になるリスクが高いという事、そして首の異常を治療すると自律神経失調症が治癒する確立が高いという事ですが、首の異常が自律神経に与える影響については、カイロプラクティックでは以前から知られており、神経筋骨格系の治療に優れた効果があります。



47.優れたスポーツドリンク

医学誌「International Journal of Sports Nutrition and Exercise Metabolism」2006年16号のP.78~91に掲載された、インディアナ大学運動学教授であるJoel M. Stager博士の論文によると、「運動選手の激しい運動からの回復を助ける上で古くからある普通のミルクココアがゲータレードのようなスポーツドリンクと同程度か、もしくはそれ以上に優れている可能性が示されている」と報告されています。

この知見から「ミルクココアは疲労した筋肉に燃料を再補給する上で、炭水化物と蛋白質の比率が最適であることが示唆される」と研究者であるStager博士は述べています。

「牛乳は一種のスポーツドリンクであり、なおかつ運動をするかどうかにかかわらず身体に必要なものを補う」と登録栄養士でありアルバート・アインシュタイン医科大学の小児科助教授であるKeith Ayoob, EdDは語っています。

「小児およびティーンエイジャーでは、昼食助成プログラムの一環として牛乳を入手することができる場合、スポーツドリンクに多額のお金をかける必要は全くない、スポーツドリンクの唯一の利点は、状況を悪くしないことだけだ」とスポーツ栄養学者で米国食事療法協会のRoberta Andingは指摘しています。

「運動能力に着目したとき、ハイテクの高価なサプリメントが自然食品よりも優れているという考え方に反論するのに本試験は役立つ」、また、「牛乳にはスポーツドリンクが足元にも及ばない量のカルシウム、ビタミンDといった重要な栄養素が含まれている」と、栄養学者は指摘しています。

高価なスポーツドリンク剤より、ミルクココアを試してみるのが賢明ということですね。



46.健康に効く人参ジュース

医学誌「American Journal of Medicine」2006年9月号に掲載された、米バンダービルト大学医学部助教授Qi Dai博士の研究でも、「野菜ジュースを週1回未満しか飲まない人に比べ、週3回以上飲む人ではアルツハイマー病の発症率が76%低く発症リスクが大幅に低い」と報告されています。

医師で医学博士の石原結實先生は「蛋白質、脂肪、炭水化物(糖分)の三大栄養素は摂取しすぎているのに、それを体内で利用、燃焼、排泄するのに必要なビタミン、ミネラルが不足している事が病気の原因」とし、その不足したビタミンやミネラルを摂取するために「にんじんジュース」を飲むことで、生活習慣病などの現代文明病を予防・治療することが出来ると著書の中で述べておられます。

石原先生は、スイスのビルヒャー・ベンナー病院や、メキシコのゲルソン病院、イギリスのブリストル癌ヘルプセンターなどで学んだ「にんじんジュース」を自らのサナトリウムでも導入して臨床されています。

今回は、私自身も愛飲している「にんじんジュース」を紹介致します。作り方は簡単です。にんじん約400g、リンゴ約250gを水洗いし、ジューサー(ミキサーではない)に入れ、ジュースにするだけです。コップ2杯くらいになりますから、これを朝食代わりにするならコップに2杯をゆっくり飲みます。朝食代わりにしない場合は、食前でも食後でもよいので、とにかく一日にこのジュースを2杯飲むことで、必要なビタミンやミネラルが摂取できます。

材料は有機栽培(Organic)が栄養価と安全性からもお勧めです。原材料や、品質、含有量などの保証がない錠剤・カプセル状のサプリメントや、常温で数ヶ月も賞味期限がある保存料など化学物質がタップリ入った野菜飲料などよりも、有機栽培の新鮮なニンジンとリンゴを用いたこのジュースは安全で効果的、しかも美味しいのです。

材料費も米国においては、TRADER JOE’sで購入した有機栽培のニンジンとリンゴの場合、1日当たり$程度ですから、朝食代わりと考えれば安価です、是非お試し下さい。


にんじんジュースを毎日飲むことで必須の微量栄養素等を摂取し、病気になり難い体、病気を癒す力を持つ体になり、健康を回復・維持・増進することに役立つと期待されます。但し、このジュースさえ飲めば、後は偏食しても良いと言う訳ではなく、又、特定の症状や病気の予防や治療効果を保証するものではありません。


45.妊娠中のビタミンD欠乏症が帝王切開分娩の確率を上昇

医学誌「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」2008年12月23日付けオンライン速報版でボストン大学医学部によって報告された、米国保健福祉省;母子保健局;および米国農務省の協同州研究教育普及局が支援して行われた研究では、「妊娠中のビタミンD欠乏症が初回帝王切開分娩の確率の上昇と関連する」と結論付けています。

「母親の血清中25水酸化ビタミンD25OHD]レベルが37.5nmol/L未満の女性は、それが37.5nmol/L以上の女性と比較して、帝王切開分娩のリスクが4倍近く高かった」また、「最近の報告では、ビタミンD欠乏症が先進工業国で広く認められることが示唆されている。 筋力低下はビタミンD欠乏症の症状として確立されており、現在の米国における帝王切開による出生率は30.2%と高まるばかりである」と研究者らは述べています。

より安全でリスクの少ない自然分娩での出産のために、妊娠中はビタミンDの欠乏に注意が必要です。

ビタミンDを多く含有する食材は:いわし、うなぎ、鮭、サバ、サンマ、ブリ、マグロなどの魚類、しいたけ、しめじ、マイタケなどのキノコ類、そして鶏卵などです。 バランスよく自然の食材から摂取して下さい。サプリメント等での過剰摂取には注意しましょう。


また、日光浴もビタミンDの活性化には必要です。



44.果物や野菜が膵がんのリスクを軽減

医学誌Cancer Epidemiology Biomarkers and Preventionに2005年9月に発表された、カルフォルニア大学サンフランシスコ校のElizabeth A. Holly教授(疫学・生物統計学)らの研究によると、「果物や野菜を豊富に摂取していると膵がんのリスクが50%軽減する」と報告されています。

米国での膵がんによる死亡は年間約30万例にも達し、その診断は困難で、そのほとんどが治療不能であり、5年生存率は4%に満たないとされています。

研究では、「膵がんの予防効果が強く認められたのは、ニンジン、ヤマイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャなどの黄色野菜、タマネギ、ニンニク、マメ類、緑色野菜、アブラナ科野菜、柑橘類の果実と果汁」と述べています。

こういった野菜や果物をしっかりと充分に摂取することが、すい癌を予防することになりますから、自然の食材でバランスよく食べることに心掛けましょう。 予防に勝る医療はありません。



43.無能な上司は部下の心臓発作の原因

医学誌「Occupational and Environmental Medicine」2008年11月24日号に発表されたスウェーデンの研究によると、「自分の上司は不公平だ、気まぐれだ、思いやりがない、全体的に管理能力に欠けると考えている人は、心臓発作などの心臓病になるリスクが高い。」 また、「ひどい管理者のせいで一般社員がストレスを感じている場合、心臓病の長期リスクがさらに上昇する」と報告されています。

「存在感があり意欲的な管理者とは、体制をつくり、情報を提供し、社員を支えてくれる管理者であって、部署が悪い方向にいかないよう対策を講じる。 それによって、ストレスによる部下の生理的変化を悪化させるのではなく、むしろその再生を促すのではないか」と研究者らは述べています。

この研究で、ひどい上司はその下で働く人の健康や寿命にまでも悪影響を及ぼす可能性があることが分かったと言えます。もし、貴方が管理者の地位にいるならば、この機会に省みてみられては如何でしょう。

 そして、もし貴方が「ひどい上司」の下で働いているならば、上司を変えることは困難ですから、カイロプラクティックや鍼灸を利用して、また、瞑想法や呼吸法、運動などでストレスを上手に処理することをお勧めします。



42.オメガ3脂肪酸の有用性

アメリカ心臓病学会は、2002年11月18日発行の医学誌「Circulation 」で、「必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸などは食品から取るのが望ましい」と述べています。

αリノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ3脂肪酸は、必須脂肪酸とよばれ、人体には必要不可欠なもので、脳の正常な成長と発達に欠かせない物質である。 また、様々な病気や疾患から体を守る働きもあります。

米国メリーランド大学メディカルセンターによると、オメガ3脂肪酸による利益には以下のようなものがあります:

1.悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす
2.心疾患を予防し、心臓発作リスクを軽減する
3.脳卒中リスクを軽減する
4.高血圧を改善する
5.糖尿病を改善する
6.関節炎の痛みを緩和する
7.減量を助ける
8.骨粗鬆症を予防する
9.統合失調症、うつ病、双極性障害などの精神疾患リスクを軽減する

オメガ3脂肪酸は、イワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ、サケなどの魚介類、海藻類、キャノーラ油、クルミ、亜麻の実、シソの実などに多く含まれています。

サプリメントに頼らず食事で摂取するように心掛けましょう。


41.関節用サプリメントの真実

医学誌「Arthritis and Rheumatism」 のオンライン版に掲載された2008年の報告では、グルコサミンやコンドロイティンなどのサプリメントについて、関節炎患者の軟骨損失などの「進行を遅らせる証拠が見つからなかった」と、ユタ大学医学部リュウマチ学のアレン・サウィツケ教授は述べています。

2年間の調査で、比較に使った偽薬を上回る効果が見られず、サプリメントには、うたい文句のような効果が無かったという事です。 

また、コンドロイティン硫酸を含む健康食品の一部に、同硫酸の含有量が表示より大幅に少ないものがあることが日本の国民生活センターのテストで判明し2008年8月7日に公表されました。

同センターには過去5年間に、コンドロイティン硫酸やグルコサミンを含む健康食品について「効果があるのか」「成分を知りたい」などの相談が約1200件寄せられており、18種類の商品をテストした結果、「3種類がコンドロイティン硫酸を表示の約17~24%しか含有していなかった。 ほかの15種類も、含有量がコンドロイティン硫酸を含む原材料の量という趣旨の表示の約0・4~35%であった」と国民生活センターは報告しています。

関節炎や関節痛に効くと言われるサプリメントには、グルコサミンやコンドロイティン硫酸などがあり、その混合剤は2007年の売上高が約8億3100万ドルと、アメリカのサプリメント市場6位の売り上げを達成しています。つまり、米国民は、2007年だけで約8億3100万ドルも、効果の無いサプリメントに浪費していたことになります。しかし米国でも、サプリメントは食品医薬品局(FDA)の検査などを受けていないので、その含有量などの保証はありません。 

効果も無く、表示も信用出来ないサプリメントに頼るのは賢明ではないのではないでしょうか。食事から栄養を摂取するよう努めましょう。



40.ダイエットの新情報

2007年6月号の医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」に掲載された、米ペンシルバニア州立大学の研究によると「食事の量を減らすよりも、水分が多く脂肪の少ない「低カロリー密度食」(一定重量あたりのカロリー密度が低い食事)を摂る方がダイエットには有効である」ことが判明しています。

「カロリー密度の低い食事を摂れば、満足できる量を食べることができ、果物や野菜を多く食べることにより食事の摂取量を多くできるため、カロリー制限による空腹感やもの足りなさを感じることが少なくダイエットを継続しやすい」と、研究を率いたJulia A. Ello-Martin博士は述べています。

昨今の健康ブームと共に女性が関心を寄せるものにダイエットがあり、これまで日本人に流行した代表的なダイエット及び食材には以下のものがあります:

1975年:紅茶キノコ、1985年:バナナ、1988年:ゆで卵、1992年:リンゴ、1999年:唐辛子、2000年:キノコ、おから、黒酢、2002年:低インシュリン食品、ビール酵母、2003年:アミノ酸、2004年:にがり、2005年:寒天、2006年:キャベツ、杜仲茶、2007年:納豆、ココア、2008年:朝バナナ。 その他2003年以降、コンニャク、豆腐、豆乳、バナナ酢など。

しかし、単品の食材のみを摂取するタイプのダイエットには、栄養のバランスを崩し健康を損なうリスクがあり、また飽きてしまい継続が困難でした。 それを解決するヒントとなるダイエット法が低カロリー密度食と言えるでしょう。


低カロリー密度食には、果物、野菜、スープ、赤身肉、低脂肪乳製品などがあります。 栄養のバランスを考慮の上でお試し下さい。



39.
自律神経失調症の9割は首が原因

2008年11月7日の日本自律神経学会において、東京脳神経センターの脳神経外科医、松井孝嘉理事長が発表された研究結果に
よると、「持続的なめまいや頭痛、体調不良などを訴える自律神経失調症患者に対し、首の筋肉の凝りや異常などを解消すると、9割
以上の患者で症状が治まる」ということが報告されました。


この研究は、長期に症状を訴える自律神経失調症の患者は、重い頭を支える首の筋肉に痛み、硬さなどの異常が多いことに着目し、
2006年~2008年5月の間に自律神経失調症で入院した265人に対し、首の筋肉の異常をなくす治療を実施した。 治療は、痛み
や異常が首のどこにあるかを調べ、それに基づいて低周波治療、温熱療法、鍼灸、ビタミンB群投与などを組み合わせた。 その結果、
92・5%が1~3ヶ月で治癒したという事です。


また、オハイオ州のトレド大学のGretchen Tietjen博士が行った研究が、米医学誌「Neurology」の2007年1月9日号に掲載され、「慢性
的な頭痛のある患者では、時々頭痛のある患者に比べ、大うつ病の症状を訴える確率が4倍高かったほか、低エネルギー、睡眠障害、
吐き気、めまい、性交痛ないし性交困難のほか、腹部、腰、腕、脚、関節の痛みなど、頭痛に関連する症状を訴える確率が3倍高かった
」と報告しています。


これらの研究から言える事は、自律神経失調症などで慢性的な頭痛があると、様々な体調不良に加えて「うつ病」になるリスクが高いという事、そして首の異常を治療すると自律神経失調症が治癒する確立が高いという事です。首の異常が自律神経に与える影響については、カイロプラクティック界では以前から知られており、神経筋骨格系の治療に優れた効果が認められています。


38. 口腔アレルギー症候群(OAS)と食物摂取の注意

皆さんは「口腔アレルギー症候群」(oral allergy syndrome)をご存知でしょうか。それは花粉症患者などにおいて、新鮮な果物、野菜、ナッツ類などの摂取に伴って生じる主としてかゆみや腫れなどの口腔咽頭の粘膜症状を指します。

原因となる食物を食べて約15分以内にそれが触れた、口腔、口唇、咽頭部に刺激感、かゆみ、ひりひり感、突っ張り感などが現れます。また鼻や眼の花粉症様の症状や、じんましんや血管浮腫、腹痛、嘔吐、下痢、喉頭閉塞感、喘息、アナフィラキシーなどを伴うこともあります。

以下に、代表的なアレルゲンと、それが陽性の方が注意すべき食物やモノを列記します。

1.
  ブナ目・カバノキ科・シラカンバ属の白樺に陽性の人: リンゴ、モモ、サクランボ、洋ナシ、ナシ、スモモ、アンズ、イチゴ、ウメ、ビワ(以上バラ科果物)やヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ブラジルナッツ、ココナッツ、アーモンド、クルミ(ナッツ類)と、ニンジン、セロリ、馬鈴薯、キウイ、ファンネルに注意。

2.
  スギ・ヒノキ科のスギ・ヒノキに陽性の人: トマトに注意。

3.
  イネ科のカモガヤ・マグサ・オオアワガエリに陽性の人: トマト、メロン、スイカ、馬鈴薯、オレンジ、セロリ、バナナ、ラテックスに注意。

4.
  キク科・ブタクサ属のブタクサに陽性の人: メロン、スイカ、カンタローブ、ズッキーニ、キュウリ、バナナに注意。

5.
  キク科・ヨモギ属のヨモギに陽性の人: ニンジン、セロリ、リンゴ、ピーナッツ、キウイに注意。

少量の摂取でも全てが直ぐ危険な訳ではありませんが、セロリは重篤な例もあるので注意が必要です。

アトピー性皮膚炎の患者に合併しやすいのがラテックス・フルーツ症候群です。

6. ラテックス(ゴム)アレルギーのある人: バナナ、栗、アボガド、メロン、キウイ、トマト、パイナップル、ソバ、モモ、グレープフルーツにもアレルギーであることが多く注意が必要です。


( 1.皮膚病診療VOL・22 NO・10 2000 oral allergy syndrome: 横浜市立大学医学部皮膚科 池澤善郎教授、大砂博之先生 2.皮膚病診療VOL・22 NO・6 2000 第63回日本皮膚科学会東京支部学術大会から 3.皮膚病診療VOL・22・NO・12 2000 ラテックスアレルギー :松永佳代子先生 などからの抜粋)

(解説)この特異な食物アレルギーは花粉アレルゲンと植物性食物アレルゲンに共通する抗原分子によると考えられています。花粉症などの人が食事の後で異常を感じたら、その食物の摂取を避けた方が無難でしょう。 

症状が重篤な場合は直ぐに医師に相談して下さい。

また、これらの食物などは「原因」というよりは引き金となる「誘因」といえるものです。

本当の原因は、本来は人体に害のない食物に過剰(異常)に反応する免疫系の変調です。

従って、常日頃から免疫系の機能を正常に保つために、カイロプラクティックで脊柱の不整列を取り除き、神経系の調整をしておく事こそが、健康の維持・増進や、病気の予防、そして根本的な治療の上で重要と考えられます。


37. ミルクココアは優れたスポーツドリンク

最新の試験の結果「運動選手の激しい運動からの回復を助ける上で古くからある普通のミルクココアがゲータレードのようなスポーツドリンクと同程度か、もしくはそれ以上に優れている可能性が示されている」という論文が発表されました。

この知見から「ミルクココアは疲労した筋肉に燃料を再補給する上で、炭水化物と蛋白質の比率が最適であることが示唆される」と研究者であるインディアナ大学運動学教授であるJoel M. Stager, PhDは述べている。

「牛乳は一種のスポーツドリンクであり、なおかつ運動をするかどうかにかかわらず身体に必要なものを補う」と登録栄養士でありアルバート・アインシュタイン医科大学の小児科助教授であるKeith Ayoob, EdDは語っている。

「小児およびティーンエイジャーでは、昼食助成プログラムの一環として牛乳を入手することができる場合、スポーツドリンクに多額のお金をかける必要は全く ない、スポーツドリンクの唯一の利点は、状況を悪くしないことだけだ」とスポーツ栄養学者で米国食事療法協会のRoberta Andingは指摘している。

栄養学者によれば、運動能力に着目したとき、ハイテクの高価なサプリメントが自然食品よりも優れているという考え方に反論するのに本試験は役立つという。 また、牛乳にはスポーツドリンクが足元にも及ばない量のカルシウム、ビタミンDといった重要な栄養素が含まれていることも指摘されている。

International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism, 2006; 16: 78-91等からの抜粋)

(解説)サ プリメントやスポーツドリンクなどは科学的で効果的なイメージが宣伝されていますが、今回の研究によって自然食品が十分に効果的なうえ安価であるという事 が証明されました。 ミルクココアは、スポーツドリンクと比較して、栄養学的に同等かそれ以上に優れているというのです。

貴方は、まだFDAや厚生労働省などの政府機関による安全性や効果の検査すら受けていないサプリメントに高額な投資を続けますか?

2004年の夏季オリンピックはステロイドとサプリメントをめぐる論争に明け暮れていましたが、その中で米国のトップスイマーであり6個の金メダルをもつメダリストであるMichael Phelps氏は、競技の合間にミルクココア風味の飲料Carnation Instant Breakfastを好んで飲んでいたことが知られています。 彼はいいところに気付いていて、有効でかつ安全な選択をしていたのです。


36. DHEAが中年発症のうつ病に有効

米国立精神保健研究所中年外来診療所で実施された、二重盲検クロスオーバー投与試験の結果、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)が中年発症の小うつ病と大うつ病に有効であることが報告された。

同研究所のPeter J. Schmidt, MDらは、「大衆ホルモン療法として、副腎アンドロゲンであり神経ステロイドであるDHEAが利用可能であり、抗うつ薬様作用があることがこれまでにも報告されている。 中年発症の大うつ病と小うつ病にはDHEAが有効であると我々は考えている」と述べた。 また、「プラセボ対照比較ランダム化臨床試験の 結果、副次的アウトカムとしてDHEAの摂取により男女の性機能の有意な改善も示した」と報告している。

Archives of General Psychiatry, 2006,62:154-162からの抜粋)

(解説)この試験では中年発症のうつ患者である45歳~65歳の男女それぞれ23例を対象として試験し、 DHEA療法では90mg/日を3週間と450mg/日を3週間投与している。 中年でうつの方は、行動異常(自殺など)のリスクがある一般の抗うつ薬を処方される前に、DHEAを試すのも選択枝になるのではないでしょうか。 他の研究で運動がうつの改善に効果があるとの報告もあったので、散歩などの軽い運動を先ず行うのも良いでしょう。

35. (法)医薬品医療機器総合機構が副作用を公表

独立行政法人、医薬品医療機器総合機構は2006年1月31日、製薬企業から報告があった全ての副作用の情報のホームページ上での公表を開始した。 2004年4月分は、因果関係が否定できない死亡63例を含む2477例が、732医薬品で報告されている。

また、副作用の早期発見のため、副作用や使用上の注意を説明した患者向けの医
薬品ガイドのホームページ掲載も、糖尿病治療薬で開始した。

独立行政法人、医薬品医療機器総合機構の情報提供ホームページ:
http://www.info.pmda.go.jp/

(参考文献: 共同通信社、2006年1月31日)


(解説)日本はこれまで副作用や医療過誤などの情報開示が欧米先進諸国と比較して遅れていたので、この情報公開は画期的な進歩と言えるでしょう。 しかし、米国では、副作用や医療過誤などは全て、医師やナースなど医療従事者に報告義務があり、報告しなければ罰則もあるので情報公開の件数が桁違いです。 日本では、全ての病院に医療過誤の報告義務がないなど、まだまだ遅れています。 この情報公開がキッカケとなって、開かれた医療制度となることを期待したいものです。

34. 葉酸により脳機能の低下が緩和

タフツ大学のKatherine Tucker, PhDらによる、老化に関する研究に参加するボストン在住の高齢男性300例以上を対象とした研究によって、「葉酸を豊富に含む葉菜および柑橘類を最も多く食べていた高齢男性は、これらの摂取が少なかった高齢男性に比べ、加齢に伴う脳機能および記憶力の衰えが有意に少なかった」と報告された。

Tucker, K. American Journal of Clinical Nutrition, September 2005, Vol. 82: pp 627-635. からの抜粋)

(解説)本項28でも葉酸がアルツハイマー病のリスクを低下させると紹介しましたが、葉酸は脳の機能維持に効果があることが明らかになってきています。 葉酸を豊富に含んだ食品は、青菜、アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草などの緑黄色野菜、豆類、オレンジ、レバー、卵、牛乳などです。 葉酸は主にたんぱく質の合成に必要で、特に赤血球が作られるときに働きますから、葉酸が不足すると貧血になります。 貧血気味の女性は、特に鉄分と葉酸の摂取に気を付けましょう。 栄養補助食品に頼らず、自然の食材でバランスよく摂取することが大切です。

33. 不十分な睡眠は小児の学業成績に悪影響

カリフォルニア大学サンディエゴ校の、Howard Taras, MDらの研究によると、「小児の学校の成績が不良である場合、その重大な原因は教室ではなく寝室に認められる可能性がある」ということだ。 この研究で は、「不健康な睡眠習慣や睡眠の乱れは、小児の思考能力および学業成績に悪影響を及ぼしうるため、学生の成績が問題となった場合には、睡眠について考慮すべきである」ということを示唆している。

Taras
医師らは、「成績不良の小児およびその家族には、睡眠の規則性および睡眠時間、就寝時刻における小児の就寝拒否、入眠の遅れ、夜間覚醒、睡眠呼 吸障害、日中の強い眠気、等について確認すべきである」と、そして「夜間の呼吸障害などが原因である場合、多くの例では治療によって睡眠習慣が改善するだ けでなく、学業成績も改善する可能性がある」と述べている。

Taras, H. Journal of School Health, September 2005; Vol 75: pp 248-254.からの抜粋)


(解説)睡眠習慣は親の躾によって改善できるでしょうが、睡眠障害や夜間覚醒などの場合は自律神経系の機能 の乱れが原因であることも多いので、カイロプラクティックで脊柱の検査を受け、神経機能の障害がないかどうかをチェックすると良いでしょう。 以前、他の 研究でも「背骨を伸ばして正しい姿勢でIQのテストを受けると、結果が30%向上した」という報告がありました。 脊柱を整えて神経機能が正しく働けば、 健康に役立つだけでなく、学業でも能力を遺憾なく発揮できるようになります。

32. キノコ類には抗酸化物質が豊富

米国化学会(ACS)第230回全国会議において、ペンシルバニア州立大学、食品科学大学院生のJoy Dubost氏らによる研究が発表され、又、同大学のニュースリリースでも発表された報告によると「ある特定の抗酸化物質においては、キノコ類はその含有量が他の食品を大きく凌いでいる」ということです。

研究者らは、「エルゴチオネインという抗酸化物質は、これまで小麦胚芽や鶏レバーが最も有名な摂取源であったが、米国人がよく食べる白マッシュルームには 小麦胚芽の12倍、鶏レバーの4倍のエルゴチオネインが含まれている。 シイタケ、ヒラタケ、マイタケ、エリンギなどには更に多くの抗酸化物質が含まれて いる」と述べている。

また、Dubost氏は、「抗酸化物質量が最も多いキノコはポータベラ(Portabellos)である。 加熱調理してもエルゴチオネイン濃度は損なわれない」と報告している。

American Chemical Society's 230th National Meeting, Washington, Aug. 28 - Sept. 1, 2005. News release, Pennsylvania State University.等からの抜粋)


(解説)抗酸化物質には何千種類もあり、果物、野菜、豆類、ワイン、紅茶、コーヒーなど様々な食品に含まれ る化学物質で、関節リウマチ、アルツハイマー病、心疾患や癌などのリスク低下や症状軽減などの効果が報告されています。 おかずやサラダなどにキノコ類を 1~2品加えるのも良いかも知れません。

31. コレステロールが高くてもフィットネスで心疾患での死亡が減少

オンタリオ州にあるクイーンズ大学保健体育学の准教授Peter Katzmarzyk, Ph.Dは、1979年から1995年にかけてダラスのクーパー・クリニックを受診した男性19,000例以上について10年間にわたり研究した結果を発表した。

その後の10年間で、179例が心疾患で死亡した。 予想通りコレステロールの高い男性は、LDL(悪玉)コレステロール値が正常の男性と比較して心疾患で死亡する確率が高かった。 しかし、フィットネスはこの確率を少し変化させていたことが判明した。

フィットネスを行っている男性は、コレステロール値が同程度のフィットネスを行っていない男性と比較して、心疾患で死亡する確率が半分であった。

「フィットネスは、30分持続する運動を週に4~5回程度が必要である。 これは、1週間に130~138分間歩くことに相当する」、また「我々は、いかなるコレステロール値であっても、フィットネスが重要であることを明らかにした」とKatzmarzyk博士は述べた。

Ardern, C. Circulation, Aug. 30, 2005; Rapid Access online edition. News release. からの抜粋)


(解説)米国疾病管理センター(CDC)は、少なくとも30分間の適度な身体活動を1週間に5日以上、或いは20分間の活発な身体活動を1週間に3日以上行うことを推奨しています。

健康管理の意味では、30分間の適度な運動を1週間に5回行うことが、どうやら必要なようです。 それによって、仮に貴方のコレステロール値が高くても、心疾患で死亡するリスクは半減するようです。




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